
Association KYOTO
一般社団法人全日本司厨士協会 京滋地方本部 京都府本部
京都市中京区寺町通竹屋町
上ル下御霊前町 648-8
全日本司厨士協会の設立は1958年。東京の総本部を中心に、北海道から沖縄まで12の地方本部で構成され、日本全国に仲間をもつ歴史ある団体です。西洋料理の発展・普及を大きなテーマに掲げ、調理技術の研究や向上、広く健康文化に寄与すべく活動を行っています。京都府本部は京滋地方本部の傘下にあり、昭和初期の創立以来、活発な活動を続けています。
現在、京都府本部では、若手シェフの育成や技術の継承に注力し活動を展開。例えばフランス伝統料理の継承コンクール/氷彫刻やフルーツカービングの講習会/市場や工場の見学会、食材の勉強会/賞味会など、様々な取り組みを実施し、事業所の垣根を超えた交流を盛んに行っています。また、調理技術の解説動画をFacebookで配信、気軽に学べる場も公開しています。その他、行政からの依頼を受け、クリスマスには児童養護施設を慰問し料理を提供。公立中学校へ食育を兼ねて料理実習を行うなど地域との共生や西洋料理の浸透にも努めています。
所属会員は、ホテルやレストランで勤務するシェフを中心に構成。各施設で基礎を身につけ、独立しオーナーシェフとして活躍している先輩も少なくありません。食品を扱う企業様(賛助会)のサポートも厚く、食材や調理器具などに関する新しい情報にも触れやすい環境です。国内で行われるコンクールのみならず、ドイツで開催される世界料理オリンピックへの出場など、腕を磨き研鑽を積む機会も多数用意。
西洋料理を通じ、仲間とともに広い世界に羽ばたいていきましょう。
一般社団法人全日本司厨士協会京滋地方京都府本部のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
会長を努めさせていただいております津田明彦と申します。
日本の西洋料理の起源は古く、16世紀末、キリスト教の伝来とともに西洋の料理がもたらされたことが始まりと言われています。以来、明治時代に入ると外国人の数も増え、西洋料理を扱うレストランやそこに従事するシェフも増えていきました。現在では、日本料理や中国料理同様、広く私たちの生活に親しむ料理となりました。我々司厨士は、その名称である厨(くりや=食物保管庫・台所)を司る人として、西洋料理に携わる仕事に誇りと責任を持ち、日々仲間とともに研鑽を積んでいます。
フランスの伝統料理から、日本の食材や調理法でアレンジしたものまで、様々な料理がありますが、いずれも確固たる基礎・基本が出来ていてこそ、プロフェッショナルの料理と言えるのではないでしょうか。京都府本部では、それらの技術を身に付けるためのコンクールや講習会など、様々な取り組みを行っていますので、気軽に参加してほしいと思います。また、生産から加工・販売・調理など、一つの料理を仕上げるまでに多くの人が関わりますが、協会では調理人だけでなく、あらゆる立場の人と交流を持つことが出来ます。食に関わる者同士、切磋琢磨出来る良き関係を築くことが出来るのもこの協会の魅力の一つです。事業所だけでなく、各地に仲間がいるということは大変心強く、視野が広がるもの。是非、私たちと一緒に西洋料理の可能性をもっと広げていきましょう。未来を担う若いシェフの皆さんの参加を楽しみにお待ちしています。
そして、これまでも協会活動を支えてくださっている会員の皆様、これからも業界・協会の発展のため、お力添えをいただきますよう、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
京滋地方は、戦後間もない1949年(昭和24年)、京都司厨士会として発足。1960年に(社)全日本司厨士協会東部本部となった後、1985年には現在の京滋地方本部と改名。京都府本部は滋賀県本部とともにその傘下にあり、舞鶴支部を擁している。2024年6月現在:会員数約210名、賛助会約70社