令和6年度京都食肉市場牛肉解体見学会を開催
京都府本部では令和6年11月12日（火）若手育成事業計画として、京都食肉市場の牛肉解体見学会の見学を開催いたしました。
見学会ではまず、完全防備をし市場内へ移動。特に牛肉に対しては、BSEや口蹄疫などの感染症対策のため衛生管理が徹底されているということもあり、市場内は常に整理整頓と安全対策を心がけておられました。枝肉がずらりと並んだ圧巻の冷蔵庫内では、牛ごとに刻印されている生産情報や等級など、参加者はみな熱心に見学。屠畜・解体の現実を見られたことは非常に有意義であり、「食」＝「食べること」だけでなく、生産から食卓までの過程をどのように正しく伝えていくかがとても重要だと改めて実感いたしました。実際に牛の解体作業のリアルな現場を見ながら食肉市場関係者からお話を聞くことできる機会となり、参加された若手協会員（21名）の中でも女性参加者の関心が高く、見学早々に様々な質問が飛び交い、充実した見学会となりました。見学会の後は、（株）銀閣寺大西様を交えた意見交換会へ。京都食肉市場は、２０１８年には最新の設備を揃え、国産牛肉・豚肉を輸出（現在７ヶ国）できるように、新たに認可を取得されていることなど、古都・京都の地で１００年以上の歴史を誇る食肉市場としてのお話を伺うこともできました。
