第5回フランス伝統料理・継承コンクールを開催しました
令和8年2月17日(火)、学校法人 大和学園 京都調理師専門学校にて、第5回フランス伝統料理・継承コンクール実技大会を開催しました。このコンクールは、全日本司厨士協会京都府本部所属の青年司厨士を対象に、近年進化し続けるフランス料理の基盤となる、古典料理や地方料理の伝統を後世へ継承していくことを目的とした料理コンテストであり、青年司厨士の調理技術の向上と知識の習得を目指しています。
5回目の開催となる今回も、例年同様にフランス調理用語の基礎知識習得を目的とした筆記試験を実施。その後、成績上位12名により「若鶏のガランティーヌと㈱カゴメの商品を使用したガルニチュールを添えること」をテーマとした実技試験を行いました。若鶏に関しては、一枚開きにしてからガランティーヌにすること、鶏ガラは必ずソースに使用することを課題とし、素材を最大限に活かすことを目的として実施しました。「ガランティーヌの火入れ方法」「合わせるソース」「主材料と相性の良い付け合わせ」などに視点をおき、創意工夫を凝らした作品が披露されました。制限時間90分で4人前仕上げとの規約から、鶏肉の下処理に時間をかけると、火入れやソースの作成に必要な時間がかけれないため、段取りと手際の良さが大きく料理に影響した課題でありました。特に火入れに関してはファルスの中心までしっかりと加熱されていながらも、周りの鶏肉をしっとり仕上げるにはどのような加熱方法が適しているのか等、非常に学びの多いコンクールになったと思います。本コンクールを通して、調理環境の整理整頓、衛生的な調理、食材管理といった、料理の見た目や味だけでなく、調理工程の大切さの理解も深めていただきたいと感じました。優勝作品は味、火入れ、温度、調理作業など、全ての面で高い評価を得ており、大変素晴らしい結果でありました。今後も継続して、コンクールを開催していきたいと思います。
