2025年6月10日・17日 令和7年度京都中央卸売市場見学会を実施

令和7年6月10日(火)・6月17日(火)の二日間、若手育成事業計画として京都中央卸売市場「水産仲卸売場棟」「青果仲卸売場棟」の見学会を開催致しました。
京都中央卸売市場では、新水産棟Ⅰ期エリア(鮮魚部門)を、令和3年9月22日に新築。市場食材の更なる品質向上を目指すため,全国初となる本市場独自の衛生管理基準「京都基準」を定めるとともに,これを具体化するための「京都市中央市場衛生管理基準<鮮魚部門>」を策定されました。今回はこれらの運用現場の見学を含めて視察いたしました。 「水産仲卸売場」では、市場内の臭いや温度を感じながら新鮮な旬の魚介類・冷凍庫・いけす・魚の活〆を見学した後、旬の魚(イサキ・鱧・真鯛・サーモン)など大小の魚卸し方講習会を実施。講師からは、「魚に関心をもち、つくる技術を身につけ、魚をたくさん食べてほしい。また、食べるということはすべての命をもらっていることも忘れないでほしい」という貴重なお話をうかがうことができました。「青果仲卸売場棟」では、新鮮な京都地場野菜の見学。段ボールに入った旬の野菜やフルーツなどを運ぶ色とりどりのターレやフォークリフトがスピーディに行き交う光景は、まさに活気に満ちた仕事場!「いいものが見れた」と感動を味わうことができました。
参加者が皆とても熱心に見学している姿がとても印象的であり、有意義な会になったと実感しております。今後も積極的に若手協会員を中心とした見学会を企画してまいります。